理想の上司像、日本:プロセス重視、インド:結果重視

人事ニュース

7月4日 日経産業新聞からの抜粋+一部編集です。

 

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理想の上司像、アジア4ヵ国調査、日本、過程重視に高評価、インドは結果

 

 

人材サービスのリクルートマネジメントソリューションズ(東京・千代田、奥本英宏社長)はアジア4カ国で、部下から慕われる上司像を調査した。

インドでは成果を重視する上司が好まれる一方、日本ではプロセスも評価する上司の評価が高かった。

アジア進出を加速する日本企業にとって、国ごとに異なる考え方を理解することが課題となりそうだ。

 

調査の対象は日本、中国、シンガポール、インドの4カ国で従業員数が1000人以上(シンガポールは500人以上)の企業で働くホワイトカラー層。

2012年3月から4月にかけて年齢や職種などのほか、理想の上司像と今の上司の特徴などをインターネット上で聞いた。

 

今の上司に満足する層と不満を抱く層の2つに分類してまとめた。

上司が部下の仕事を評価する際に、インドでは結果のみを重視する上司に満足する人が多かった。

方で日本は結果とプロセス両面で評価する上司への満足度が高かった。

 

また、中国とインドでは自分の強みを指導してくれる上司を信頼する傾向が強い。

特にインドでは改善点を指導すると、部下から不満を抱かれてしまうケースが多かった。

中国とシンガポールでは部下へ権限を積極的に委譲してくれる上司への満足度が高い。

仕事のやり方を自分たちで決めたいとの傾向が示された形だ。

 

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異文化を理解するという事。

 

これは、今後非常に重要なキーポイントになってくると思います。

 

 

今回は、インドと日本の上司の違いについて。

 

文化の違いが、仕事観等にも影響してくるものです。

 

 

先日の記事にしたグローバル30のように、政府も加わって留学生を増やそうとしています。

 

企業も、グローバル社会に対応する為に、様々な研修に取り組んでいます。

 

それ以外にも、40歳定年やパート・アルバイトの比重UP等、流動性を高めようとしている動きも見受けられます。

 

 

今後の日本は、人口もどんどん減ってくるので、外国人に労働力をゆだねる事も増えてくるかと思います。

 

そこで発生するのは、文化の違いによるコミュニケーション差異。

 

お互いがお互いの文化をリスペクトし合う事が大事なのだと思います。

 

 

今後も、このような記事が増えてくるでしょうね。

尾登 正幸

ブログ著者:尾登 正幸

埼玉県出身。大学3年生の就職活動期に “人生を楽しむことを手伝える” 仕事での起業を決意。同じ志を持つ仲間と3年後の会社設立を目標として共有し、ノウハウを得るため2006年に人材派遣会社に就職した。2008年12月、仲間と共にRAYERED(株)を設立し、2010年からは代表取締役に就任。ビジョンの共有を核とする人事コンサルティングや、人事適性検査にフィードバックを付けるサービスはリピーターが多い。人事適性検査をフル活用した独自のスキームにより、企業と人のベスト・マッチングを提供している。

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