女性の力、成長の礎…日本と世界各国をデータで比較

人事ニュース

 

女性の社会進出が、連日ニュースになっています。

それでも世界に目を向けると、日本はまだまだ遅れをとっています。

世界と比較する事で日本の現状を知り、今後の報告性を見定めても良いのではないでしょうか。

 

※6/29 日本経済新聞 女性の力、成長の礎…日本と世界各国をデータで比較

 

 

 

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 ◇日本は、取締役や管理職など、要職に占める割合が非常に低い

 ◇女性が活躍している国では、出世率も高い

   →先日の記事にもあった、スウェーデンなど

 ◇日本は、長時間労働者の割合が高い

 ◇労働時間の長さと生産性は比例しない

 

これまでの日本の経済成長は、男性を中心に発展してきたと言えます。

高度経済成長期を支えたのは、「男性の長時間労働」なのでしょうね。

それがいわば日本の歴史であり、文化でもあります。

 

男性中心で経済界を引っ張ってきた状態に、女性を増やそうというわけです。

これまでの流れに反する事ですし、何よりそれを受け入れる為の環境が整っていません。

保育所の整備や育児休暇の充実、さらに言えば男性の意識改革など、様々な面を変えていく必要があります。

 

先を見据えれば、女性の社会進出を促す事は非常に重要な事です。

時間がかかったとしても、色々と思考錯誤しながら進めていくべき課題なのだと思います。

 

人事としても、無視できる内容ではありません。

今後の動きに注目です。

 

 

尾登 正幸

ブログ著者:尾登 正幸

埼玉県出身。大学3年生の就職活動期に “人生を楽しむことを手伝える” 仕事での起業を決意。同じ志を持つ仲間と3年後の会社設立を目標として共有し、ノウハウを得るため2006年に人材派遣会社に就職した。2008年12月、仲間と共にRAYERED(株)を設立し、2010年からは代表取締役に就任。ビジョンの共有を核とする人事コンサルティングや、人事適性検査にフィードバックを付けるサービスはリピーターが多い。人事適性検査をフル活用した独自のスキームにより、企業と人のベスト・マッチングを提供している。

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