グローバル人材の育成に本腰を入れる…日本ハム

人事制度

大手企業を中心に、グローバル人材の育成に力を入れています。

日本ハムもその1社。

様々な海外研修プログラム等を立ち上げています。

 

※10月7日付 日経産業新聞 グローバル人材、3段階で国際感覚磨く

 

【ミッションコンプリート研修】

 ◇対象:入社2、3年目の若手社員

 ◇ 国:ベトナム

 ◇人数:10名

 ◇期間:1週間

 ◇内容:ベトナムを舞台に、街頭マーケティングや現地向け商品企画提案

 

【グローバルインターンシップ研修】

 ◇対象:入社7、8年目の社員

 ◇ 国:ベトナム

 ◇人数:2名

 ◇期間:4ヶ月

 ◇内容:食品業界団体と鶏肉の加工処理工場に派遣

 

【海外事業所実地研修】

 ◇対象:入社10~15年目の中堅社員

 ◇ 国:中国、タイ

 ◇人数:1名ずつ

 ◇期間:1年弱

 ◇内容:海外拠点で事業を体系的に学ぶ、異文化の業務と生活の中で国際感覚を養う

 

人数こそ少数ですが、海外研修が少しずつ活発化しています。

その多くは、アジアを中心としたASEANや新興国です。

 

TOEICの点数が昇進の条件となっている楽天のような企業や、出世コースが海外赴任…という企業もあります。

10数年前は、「地方」への転勤が出世には必須でしたが、それが今では「語学」「海外」という選択肢が増えているのです。

 

その動きは産業界のみならず、教育業界にも普及しています。

政府が設けた「スーパーグローバル大学」という枠組みもあり、大学側にもグローバル化を求めています。

グローバル人材の育成を、政府が主導して育てていく…という意思も垣間見えます。

 

将来的には、これらの教育を受けた若者が入社してくる事になります。

つまりは、現在グローバルな業務に就いていない方でも目を背ける事ができない状況なのです。

時代はどんどん変化・進化し、日本と海外の結びつきは今後更に強くなっていきます。

 

これらの変化に対応できるように、しっかりと心構えと準備はしていきたいですよね。

 

 

尾登 正幸

ブログ著者:尾登 正幸

埼玉県出身。大学3年生の就職活動期に “人生を楽しむことを手伝える” 仕事での起業を決意。同じ志を持つ仲間と3年後の会社設立を目標として共有し、ノウハウを得るため2006年に人材派遣会社に就職した。2008年12月、仲間と共にRAYERED(株)を設立し、2010年からは代表取締役に就任。ビジョンの共有を核とする人事コンサルティングや、人事適性検査にフィードバックを付けるサービスはリピーターが多い。人事適性検査をフル活用した独自のスキームにより、企業と人のベスト・マッチングを提供している。

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