正社員の定年、68歳まで延長、クックジャパン

人事制度
2月17日 日本経済新聞からの抜粋+一部編集です
 
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正社員の定年、68歳まで延長、クックジャパン
 
 
米医療機器メーカー、クックメディカルの日本法人クックジャパン(東京・渋谷)は、正社員の定年を68歳に引き上げた。
 
これまでの定年は63歳だったが、65歳までの雇用継続を企業に義務付ける改正高齢者雇用安定法が4月に施行されるのを機に、5年延長した。
 
 
役職定年などは設けず、賃金体系も68歳まで同一とする。
 
外資の日本法人でこうした形の66歳以上の定年制導入は珍しい。
 
 
シニア社員の経験やノウハウを正当に評価でき、若手のモチベーション向上にもつながると判断した。
 
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改正高齢者雇用安定法の影響が各方面にて出てきております。
 
定年を68歳に設定する…。
 
とても勇気のある事だと思います。
 
 
年金の受給開始年齢が引き上げられる中、政府も色々と動き出しています。
 
 
今回の懸念される事としたら、若者の採用の点ですよね。
 
定年が引きあがるという事は、その分社内に労働力がとどまるという事。
 
人件費に割り当てられる予算も限られていますし、どう対応していくのかが注目していくところです。
 
 
今回の改正に関しては、色々な企業がそれぞれの特徴をだし、動いているのが良く分かります。
 
 
 
尾登 正幸

ブログ著者:尾登 正幸

埼玉県出身。大学3年生の就職活動期に “人生を楽しむことを手伝える” 仕事での起業を決意。同じ志を持つ仲間と3年後の会社設立を目標として共有し、ノウハウを得るため2006年に人材派遣会社に就職した。2008年12月、仲間と共にRAYERED(株)を設立し、2010年からは代表取締役に就任。ビジョンの共有を核とする人事コンサルティングや、人事適性検査にフィードバックを付けるサービスはリピーターが多い。人事適性検査をフル活用した独自のスキームにより、企業と人のベスト・マッチングを提供している。

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