採用、大学絞り込む動き、就活短縮で効率優先

人事ニュース
2月15日 日本経済新聞からの抜粋+一部編集です。
 
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採用、大学絞り込む動き、就活短縮で効率優先
 
 
経団連倫理憲章を見直し、学生の就職活動を2ヵ月間短縮した事で、企業の採用活動に変化が起きている。
 
短期間で効率的に採用する為、大規模な採用イベントで多くの学生を集めるより、特定の大学での説明会や自社での説明会を充実するケースが目立つ。
 
 
富士ゼロックスは2014年新卒の採用で大規模な就活イベントの参加をやめた。
 
代わりに大学での説明会に注力、学部や学科が主催する小規模な説明会にも参加している。
 
日立製作所の学生向け説明会は国内での採用減に伴って減少しているが、大学での説明会は増える傾向にある。
 
 
就職情報のディスコの調査によると、採用活動で52.8%の企業が「大学内での説明会を増やす」と回答。
 
「自社での説明会を増やす」と答える企業も42.1%にのぼる反面、大規模なイベントへの関心は薄れている。
 
 
採用活動を巡っては「学歴不問」をうたい、幅広く学生に門戸を開く企業が増えてきた。
 
しかし採用の効率化を優先、活動を特定の大学に絞り込む企業が出始めているのが今年の特徴だ。
 
 
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大規模な就職活動イベントに変化が出てきたようです。
 
採用時期の短縮化もあり、色々と動き始めたようですね。
 
 
その結果、大学を絞っての採用活動をしている企業も出始めたとの事。
 
となれば、やはり大学側の企業に対するPR活動も増やしていくべきですよね。
 
 
もちろん、学歴不問である企業も多いと思います。
 
しかし、これまで取り組んできた「学業」を評価する企業が多いのも、当たり前と言えば当たり前。
 
 
ここにきて、就職活動のやり方に変化が出始めました。
 
時代の1つの転換期となるのでしょうか。
 
 
 
尾登 正幸

ブログ著者:尾登 正幸

埼玉県出身。大学3年生の就職活動期に “人生を楽しむことを手伝える” 仕事での起業を決意。同じ志を持つ仲間と3年後の会社設立を目標として共有し、ノウハウを得るため2006年に人材派遣会社に就職した。2008年12月、仲間と共にRAYERED(株)を設立し、2010年からは代表取締役に就任。ビジョンの共有を核とする人事コンサルティングや、人事適性検査にフィードバックを付けるサービスはリピーターが多い。人事適性検査をフル活用した独自のスキームにより、企業と人のベスト・マッチングを提供している。

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