「海外に子会社」25%超、製造業、円高で進出加速、企業活動基本調査
12月27日 日本経済新聞からの抜粋+一部編集です。
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「海外に子会社」25%超、製造業、円高で進出加速、企業活動基本調査
国内製造業のほぼ4社に1社が海外に子会社を設けていることがわかった。
経済産業省が26日発表した2012年企業活動基本調査速報によると、製造業の海外子会社保有比率は25・6%と、1992年の調査開始以降で最高となった。
円高を背景に企業の海外移転が加速しており、中国を含むアジアへの進出に拍車がかかったもようだ。
調査は3月末時点で実施。
回答した製造業1万3277社のうち、海外に企業を保有する企業は3400社。
保有比率は前年調査時点の24・9%を上回り、初めて25%を超えた。
これらの企業が設ける海外子会社数は2万5008社だった。
1企業当たりの海外子会社数も過去最高の7・4社に増加。
国内子会社の5・1社を上回った。
地域別では、アジア(中国を除く)が29・7%、中国が27・3%とアジアへの進出が目立つ。
調査は従業員50人以上、資本金3000万円以上の企業が対象。
製造業のほか、卸売・小売業、飲食サービス業なども含む。
今回は3万2504社が回答した。
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製造業に関しては、やはり海外への進出が進んでいるようです。
これは、大企業のみならず、中小企業に関しても進んでいる事なのでしょうね。
グローバル化は、どんどん進んでいるようです。
円高もですが、法人税絡みの理由でも進出を決めている企業も多そうですよね。