「完全禁煙制度」…会社敷地や社用車、内定者も来訪者にも求める エヌ・デーソフト

人事制度

5月30日 日経産業新聞からの抜粋+一部編集です。

 

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エヌ・デーソフト、会社敷地や社用車、完全禁煙、内定者も来訪者も

 

 

介護ソフト開発のエヌ・デーソフトウェアは世界禁煙デーにあたる31日から、勤務時間中に会社内で社員が喫煙することを全面的に禁止する。

医療分野に携わる企業として、率先して社員の健康に配慮した職場環境を整える。

 

禁煙は勤務時間内の全オフィスが対象。

駐車場を含む敷地内すべてに加え、社用車内も禁煙となる。

出社前か退社後の会社敷地外なら喫煙できる。

社員募集の条件にも禁煙を明示し、採用が内定した喫煙者には入社までに勤務時間内は禁煙するよう求める。

 

半年前から社員に告知して準備を進めてきた。

喫煙できる時間帯を徐々に短縮し、現在は昼休みの40分間だけ喫煙を認めている。

 

同社は人材が会社の財産と位置付け、社員が働きやすい職場環境づくりを心がけてきた。

分煙や産業医による禁煙講習会なども積極的に進めている。

 

社内調査を行ったところ、約350人いる社員のうち喫煙者は約2割だった。

今のところ社員から不満の声は上がっていない。

来訪者にも禁煙を求めるという。

 

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禁煙の動き、引き続き進んでいるようですね。

 

首都圏にある大きなビルの中では全館禁煙もあれば、分煙されているところもあるる。

私の住んでいる神奈川県では、禁煙に力を入れている県の一つ。

平成22年4月1日から、受動喫煙防止条例が施行されました。

 

◇学校、病院、商店、官公庁施設など(第1種施設)→禁煙

◇飲食店、ホテルなど(第2種施設)→禁煙又は分煙

 

マージャン屋、ぱちんこ屋などの風営法対象施設や小規模な飲食店、宿泊施設などは努力規定になっています。

場所によっては、「当店では喫煙できます」なんて張り紙もあるくらい。

 

多くの経営者は、近年タバコをやめている人が多いと言います。

健康面もありますが、集中力が続かないという事も理由にあるようです。

金銭面もあるかと思います。

 

禁煙の流れは、今後も進んでいくのでしょうね。

 

 

尾登 正幸

ブログ著者:尾登 正幸

埼玉県出身。大学3年生の就職活動期に “人生を楽しむことを手伝える” 仕事での起業を決意。同じ志を持つ仲間と3年後の会社設立を目標として共有し、ノウハウを得るため2006年に人材派遣会社に就職した。2008年12月、仲間と共にRAYERED(株)を設立し、2010年からは代表取締役に就任。ビジョンの共有を核とする人事コンサルティングや、人事適性検査にフィードバックを付けるサービスはリピーターが多い。人事適性検査をフル活用した独自のスキームにより、企業と人のベスト・マッチングを提供している。

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