ベンチャー企業、主婦育て戦力に、洋裁や情報管理の技能研修

人事ニュース

5月6日 日経速報ニュースからの抜粋+一部編集です。

 

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ベンチャー企業、主婦育て戦力に 洋裁や情報管理の技能研修

 

ベンチャー企業の人材戦略で、主婦に技能研修などを施して業務やサービスに活用する「育成型」の取り組みがでてきた。

育児や家事の合間に働いて収入を得たい主婦を生かすだけでなく、技術や知識を習得してもらい、自社が求める人材をつくる。

安倍政権は成長戦略の一つに女性の活用拡大を掲げており、主婦の活躍の場が広がる可能性もありそうだ。

 

仙台や首都圏、大阪などで事業展開する衣料品補修店チェーンのビック・ママ(仙台市、守井嘉朗社長)は洋裁研修を受けた主婦をパート職の技術スタッフとして雇用する。

首都圏での出店増をにらみ、研修センターとして使うため東京都渋谷区のビルを取得した。

 

洋裁に興味を持つ主婦を募集し、6月をめどに週2回程度の技術指導を始める。

無償で3カ月程度教育する。

年間60人を雇用する見込みだ。

 

補修の注文を受けた品を仙台市にある工場に持ち込まずに店舗内で直せるようにすれば輸送コストがかからず、利益率を上げられる。

注文が増える衣替えの時期に機動的にパート職員を増やせる点でも主婦を戦力にするメリットは大きい。

 

同社は現在54店を運営。主婦を活用しながら積極出店し2016年までに100店体制をめざす。

13年5月期の売上高は前期比2割増の約11億円の見通しだ。

 

機会があれば働きたい主婦と比較的安価で豊富な労働力を活用したい企業の思惑はこれまで一致しているようであっても、技能などの面ですれ違っている部分があった。

研修は両者の溝を埋める手段になる。

 

企業向けのデータ収集・販売サービスなどを手がけるナビット(東京・千代田、福井泰代社長)は、企業向けにパソコンやスマートフォンのサイトの見やすさや使い勝手を評価するサービスで、今年から主婦の本格活用を始めた。

通販サイトなどを動作確認も含めてチェックする。

 

同社には20~40代の主婦を中心に約5万人が登録しており、駅の乗り換えマップ作成のための情報収集や住宅販売現場での営業支援などに携わっている。

 

サイト評価業務にも関心のある人を支援するため、ナビットは業務に必要な文章校正や情報保護に関するセミナーなどを随時設けている。

顧客企業が開設前のサイトの評価を依頼してくることもあるため、中身を外部に漏らさないようにするなど情報を適切に管理するための基礎知識が欠かせない。

 

主婦に特化した人材派遣のビー・スタイル(東京・新宿、三原邦彦社長)は、派遣社員として企業の現場に戻る主婦に即戦力として働けるようビジネスパーソンとしての「再教育」を施す。

家事中心の生活を長く続けていると仕事がマイペースになる場合もあるため、改めて時間管理や契約順守の意識を高めてもらう。

 

一方、「失敗できない」と意識しすぎて慎重になることもあるという。

 

このため

「メンタル面のサポートや心構えの再確認などを重視」

(川上敬太郎しゅふ活研究室長)

した研修を強化し始めた。

 

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主婦の方に対する研修が増えているようですね。

女性の活用ということで、企業も様々な動きを見せています。

 

アベノミクス効果?もあり、育児休暇に対する認識も広まったように思います。

実際に育児休暇3年取れるかどうかは分かりませんが、まずは議論にあがる事が大事ですよね。

 

加えて、育児休暇をとるということは、インフラも整えなくてはなりません。

必然的に、保育所の完備の議論にもなるでしょうし、企業も対応を迫られるかもしれません。

法改正にもつながるかもしれません。

 

育児休暇3年間に関しては、賛否両論あるようですが、まずは国会で取り上げられることが大事なのだと思います。

そういう意味では、女性の社会進出という観点では、さらに1歩進んだと言えるのではないでしょうか。

 

今後の動きに注目ですよね。

 

 

 

尾登 正幸

ブログ著者:尾登 正幸

埼玉県出身。大学3年生の就職活動期に “人生を楽しむことを手伝える” 仕事での起業を決意。同じ志を持つ仲間と3年後の会社設立を目標として共有し、ノウハウを得るため2006年に人材派遣会社に就職した。2008年12月、仲間と共にRAYERED(株)を設立し、2010年からは代表取締役に就任。ビジョンの共有を核とする人事コンサルティングや、人事適性検査にフィードバックを付けるサービスはリピーターが多い。人事適性検査をフル活用した独自のスキームにより、企業と人のベスト・マッチングを提供している。

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