TOEIC900点で100万円の報奨金、ソフトバンク

人事制度

1月11日 日本経済新聞からの抜粋+一部編集です。

 

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TOEIC900点で100万円、ソフトバンク、英語力強化へ報奨金

 

 

ソフトバンクは海外で活躍する人材を育てるため、英語能力テスト「TOEIC」で高得点を取った社員を報奨する制度を月内にも始める。

990点満点で900点以上なら100万円、800点以上なら30万円の一時金を一律支給する。

昇格や採用の基準にTOEICを活用する企業はあるが、報奨金で英語学習を促すケースは珍しい。

 

ソフトバンクは今年半ばにも米携帯電話3位スプリント・ネクステルを買収する計画。

米国とのテレビ会議など英語で情報交換する場面が増えるため、社員の語学力の底上げが必要と判断した。

 

国内の主要グループ5社の全社員計約1万7000人が対象で、他の関連会社への拡大も検討する。

全社員に今後3年以内にTOEICを1回以上受験させ、点数が記載された認定証の提出を求める。

英語で業務上大きな支障がない水準とされる800点以上の社員を現在の約800人から、2015年末に3000人に増やす考え。

会社の費用負担は3年で10億円以上に達する見込み。

 

800点に満たない場合でも600点以上であれば、社外の英語研修の受講料を補助する仕組みを設ける。

 

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買収に伴う業務の必要性から、英語を学ばせる。

英語の公用語とまではいかなくとも、大手企業を中心に英語の必要性を問われてきているのですよね。

 

英語が必要になる業務と言うのは、現状少ないかもしれません。

必要になるポジションは圧倒的少数であり、日本語だけで仕事ができてしまう事がほとんどだと思います。

それでも、話せないよりは話せた方が良いですし、自分のスキルアップの為にも英語を学んでおくことは良い事ですよね。

 

今回の記事にから、ソフトバンク社の本気度が伺えますよね。

 

 

 

 

尾登 正幸

ブログ著者:尾登 正幸

埼玉県出身。大学3年生の就職活動期に “人生を楽しむことを手伝える” 仕事での起業を決意。同じ志を持つ仲間と3年後の会社設立を目標として共有し、ノウハウを得るため2006年に人材派遣会社に就職した。2008年12月、仲間と共にRAYERED(株)を設立し、2010年からは代表取締役に就任。ビジョンの共有を核とする人事コンサルティングや、人事適性検査にフィードバックを付けるサービスはリピーターが多い。人事適性検査をフル活用した独自のスキームにより、企業と人のベスト・マッチングを提供している。

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