転職希望者(正社員)の平均年収…前年比4万円減の「442万円」

人事ニュース

 12月20日 日経産業新聞からの抜粋+一部編集です。

 

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転職希望者の年収減、3年連続、20・40代で顕著、民間調査

 

 

人材サービスのインテリジェンスは同社に登録した転職希望者(正社員)の平均年収は前年比4万円減の442万円だったと発表した。

減少は2010年から3年連続。

企業の人件費抑制で幅広い年代の給与水準が下がっており、転職でよりよい処遇を求める傾向が顕著になっている。

 

年代別で減少が目立ったのは

20代(前年比2万円減の343万円)と、

40代(同3万円減の608万円)だった。

30代は横ばいの458万円、

一方、50代は同20万円増の754万円だった。

 

中高年を対象とした希望退職などの募集が増え、比較的所得の高い正社員の登録者が増えたとみられる。

職種別では技術職(電気・電子・機械)が前年比19万円増の496万円だった。

エコカー開発などの技術者需要が高まったことが影響した。

 

IT・通信系も同6万円増の474万円。

スマートフォン関連の技術者の不足が影響した。

 

建築・土木系でも給与が増えたがその他は軒並み減少した。

ただ、11月時点の企業からの求人数は09年1月以降の最高水準となっていた。

 

調査は2011年10月~12年9月末に同社に新たに登録した20~59歳の正社員約10万人を対象にインターネットを通じて集計した。

 

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転職希望者(登録者)の年収が下がっている…。

転職する方のみならず、全体的に年収は下がり気味ですよね。

 

平成23年平均年収は409万円だそうですし。

※年収ラボ 参考

 

今後も大きく上昇する事は、考えにくいですよね。

 

 

 

 

尾登 正幸

ブログ著者:尾登 正幸

埼玉県出身。大学3年生の就職活動期に “人生を楽しむことを手伝える” 仕事での起業を決意。同じ志を持つ仲間と3年後の会社設立を目標として共有し、ノウハウを得るため2006年に人材派遣会社に就職した。2008年12月、仲間と共にRAYERED(株)を設立し、2010年からは代表取締役に就任。ビジョンの共有を核とする人事コンサルティングや、人事適性検査にフィードバックを付けるサービスはリピーターが多い。人事適性検査をフル活用した独自のスキームにより、企業と人のベスト・マッチングを提供している。

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