黎明の会:佐賀県の妙法寺から高僧をお招き
先日、黎明の会に出席してきました。
お話をして頂くのは、佐賀からいらっしゃったお坊さん。
普段聞けるお話ではないので、非常にためになるお話をお伺いすることができました。
他の出席者の方も、様々な方がいらっしゃっておりました。
たまたまお隣にいた方は、元警察署の署長さん。
お坊さんのみならず、大変興味深いお話をお伺いする事ができました。
警察署長というのは、非常に権力があるそうですね。
当たり前の話ですが、国会議員ですら、犯罪を犯せば捕まえる事ができる。
「権力」というのは、非常に怖いものであると言います。
人間を変えてしまうほどの力があると。
その方は、
「権力を持つ人間こそ、教養を身につけなければならない
でなければ、権力の魔力に取り付かれ、悪用してしまうからである」
とおっしゃっておりました。
だからこそ、歴史を学び、仏の教えを学び、過去の賢人の教えを学ぶのだと言います。
非常に説得力のあるお話でした。
また、私は人事の仕事を生業としておりますが、警察官の方も「人を見る目」が長けていると感じ、色々とお伺いしました。
経験を積む事が、一番大事であるとおっしゃっていましたが、色々な所作から分かるそうですね。
実際に、企業の人事部に元警察官の方がいる事も教えられました。
「権力を持つ人間ほど、教養を身に着けなければならない」
社長や役員はもちろん、部下を持つ中間管理職にも言える事ですよね。
この言葉を、忘れないようにしたいと思います。