女性新入社員「定年まで」急増、出世思考もアップ

人事ニュース

5月25日 日本経済新聞からの引用です。

 

【女性新入社員「定年まで」急増、今春の民間調査、出世志向もアップ】

 

足利銀行のシンクタンク、あしぎん総合研究所(宇都宮市)がまとめた今春の新入社員の調査により、定年まで働きたい女性新入社員が急増しているそうです。

3月下旬~4月中旬に、北関東などで足利銀が開催した新入社員セミナーの受講生に、仕事に関する意識を尋ねたとのこと。

 

女性の「定年まで働きたい」が35%から44%に上昇。

逆に、結婚して家庭に入るという人は31%から24%に下がった。

「どのくらいまで出世したい」では、消極的な意見が減少。

男女とも「平社員のままでいい」の割合が低下。

 

女性に限ると「課長・店長などリーダー職ぐらい」の回答が12年から12ポイント上昇し、36%になった。

男性では「役員以上」を目指す人がやや増えたそうです。

 

女性の社会進出が増えていると言うこともあり、その分定年まで働きたいと思う女性が増えているのでしょうね。

ただ、色々な記事を見ていくと、理由は女性の社会進出だけではないように思います。

 

女性の結婚年齢が、年々遅くなっていると言うこと。

共働き世帯が増えていると言うこと。

そして、不景気により、平均年収が下がっていると言う事。

一つのことではなく、様々な要因が重なっているのでしょうね。

 

今後も、色々な動きがありです。

注目ですね。

 

 

尾登 正幸

ブログ著者:尾登 正幸

埼玉県出身。大学3年生の就職活動期に “人生を楽しむことを手伝える” 仕事での起業を決意。同じ志を持つ仲間と3年後の会社設立を目標として共有し、ノウハウを得るため2006年に人材派遣会社に就職した。2008年12月、仲間と共にRAYERED(株)を設立し、2010年からは代表取締役に就任。ビジョンの共有を核とする人事コンサルティングや、人事適性検査にフィードバックを付けるサービスはリピーターが多い。人事適性検査をフル活用した独自のスキームにより、企業と人のベスト・マッチングを提供している。

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